冬になると福井では街の和菓子屋さんが看板を揚げ、各店がオリジナルの水ようかんを作ります。
福井に昔から伝わる和菓子だけあって、多くの福井の和菓子屋さんがその店独自の水ようかんを作り続けています。
それぞれ和菓子屋さんによって、秘伝の味が違います。黒糖味が強かったり、白砂糖だけだったり。あんこの味や配分も職人の味それぞれ、箱のデザインも各店ともオリジナルのパッケージ。
福井冬の水ようかん紀行では、福井の水ようかんを作っているお店を集めました。
各店舗ページから直接ご購入も出来ます。各お店の自慢の水ようかんを試してみてはいかがでしょう?
店舗一覧
水ようかんといえばここ!福井を代表する創業76年の水ようかん屋さん。
バランスのとれた冬水ようかんのスタンダード。
お砂糖の種類:砂糖(ざらめ糖・黒砂糖)
水ようかんの色:普通
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
霊峰白山の伏流水と自家製餡で仕込む、奥越大野城下町の老舗和菓子屋。
餡のコクと豊かな風味が「でっち羊かん」とも呼ばれています。
お砂糖の種類:白双(白ザラメ)・波照間産の黒糖を使用
水ようかんの色:少し薄め
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
福井市中心部、呉服町の老舗の和菓子店。
沖縄波照間産の黒糖の風味豊かな、口当たりがしっかりした水ようかんが特徴。
お砂糖の種類:糖[上白糖・黒糖(沖縄波照間産)]
水ようかんの味:甘さは超控えめ。黒糖の味をしっかり残しつつ、すっきりとした味わい。
福井市内にて昭和から続く、甘納豆専門店。
小豆を知り尽くした甘納豆やの職人が作る、バランスの良い水ようかん。
お砂糖の種類:グラニュー糖、粗糖、黒糖
水ようかんの色:少し濃いめ
水ようかんの固さ:普通
水ようかんの味:あっさり
福井市内の創業明治十年、婚礼菓子、季節菓子等いろいろ取り揃えた老舗和菓子店。
コクを出しながらも優しい味に仕上げた水ようかんが特徴。
お砂糖の種類:上白糖・黒砂糖
水ようかんの色:濃いめ
水ようかんの固さ:普通
万延2年(1861)から続く、福井の餅屋です。
こしあんと黒糖のバランスの良さが特徴。
黒糖は沖縄県波照間産にこだわっています。
お砂糖の種類:砂糖、黒砂糖
水ようかんの色:普通
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
越前町、信長ゆかりの織田地区にある老舗和菓子屋。どらやきが有名。
上品な自家製餡を使いすっきりなめらかな口当たりで、「丁稚ようかん」と呼ばれています。
お砂糖の種類:白砂糖、黒砂糖(沖縄波照間産黒砂糖)
水ようかんの色:少し薄め
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
越前市ウィーン菓子銘店が先代の味を守り続けて作る水ようかん。
唯一黒糖をブレンドせず、三温糖のみで仕上げたなめらかな味が特徴。
お砂糖の種類:砂糖(三温糖)100%使用
水ようかんの色:普通
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
水ようかんの味:あっさり
夏には水まんじゅうで行列ができるお店。
平成の名水百選に選ばれた若狭小浜の地下水「雲城水」を使用し、まろやかで優しいお味の水ようかんです。
お砂糖の種類:白ザラ糖
水ようかんの色:普通
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
水ようかんの味:まろやかで優しい
名水百選に選ばれた「瓜割滝」の名水を使用。
濃いめの色に炊き上げ、また上白糖のみを使用することで小豆本来の風味を際立たせ、口どけの良い味に仕上げています。
お砂糖の種類:上白糖(黒糖は使用していません)
水ようかんの色:少し濃いめ
水ようかんの固さ:少し柔らかめ
福井冬水ようかんマップ
ピンマークをクリックすると各地の水ようかん店舗が表示されます。